みなさん、こんにちは。
さて、今日はちょっと違った話題を忘れないうちにメモしておこう。「若返り術」に関してである。
私は2008年に京都大学の村瀬雅俊博士主催の「生命とは何か?湯川秀樹の100年の夢」と題された国際学会に参加した。湯川秀樹生誕100年記念事業の1つだったのだが、ここであの「Oリングテスト」の大村恵昭先生
と出会ったのだった。3日間ほぼ寝食ともにすることが出来た。
前列右から6番目が私。その斜め右上の白のワイシャツネクタイが大村先生。
私もまだ若かったナア。
2008年だからこの頃は「生命の物理学的基礎」だけに集中していた。
この会合での私と大村恵昭先生の会話の一部は、私の昨年の論文「ニコラ・テスラの遺産」の第9章に出いている。
昨日この論文の予稿集を久しぶりに眺めて読み返してみたところ、あまり気にもとめていなかったが、大村先生の英語レジメに実に貴重な「若がえり術」が公表されていたのである。
今回は、それを簡単にまとめておこう。
(あ)若返りとはどういう意味か?
大村先生のいうところの「若返り」とはどういう意味か?
というと、一言で言えば、
テロメアを若い状態で維持する
という意味だ。テロメアというのは、遺伝子の端っこにあるTTAGGGの繰り返しだけできる遺伝子配列のことである。
これは細胞分裂の回数を決めるもので、細胞分裂するごとに短くなり、これが年齢とともに短くなる。
だから、もし何かの物質でテロメアが短くなるとその細胞は短命化する。
だから、大村先生のいう有害物質というのは、細胞のテロメアを短くする物質の意味である。
したがって、以下では「短命化」=「テロメア短小化」という意味である。
(い)常習物の有害性
コーヒー、緑茶、タバコ
この3つの有害性=短命化の序列はいかに?
タバコ>>コーヒー>緑茶
だった。やはりタバコが一番短命化させるのだ。
これは、我々が昔から経験的に観察から分かっていることで、アインシュタイン、スタインメッツ、ウィーナーなどヘビースモーカーが、おおよそ60〜70代でお亡くなりの事実からわかる。
コーヒーは俺自身が昨年偏頭痛により一過性の脳梗塞を経験して分かったように、やはり短命化の原因になるようだ。
大村先生の研究によれば、緑茶にも短命化の要因はあるのだが、緑茶は飲めば一旦テロメアが短小化するが、1〜2時間ほどでまたもとへ戻るのだそうだ。
やはり、コーヒーの飲み過ぎはテロメアを短小化し、寿命を短くするようだ。
おそらく、紅茶はコーヒーと緑茶の間に入るものと思われる。
(う)正常細胞のテロメアを長くし、がん細胞のテロメアを短くするもの
一般にがん細胞はだれでも日常的に生まれる。それを白血球のキラーT細胞が食い殺して防御する。
それが足りなくなった場合に、がん細胞が生き残る。
そうなった場合、がん細胞のテロメアを短くし、正常細胞のテロメアを長く保てれば、それは健康に戻り、長生きできることになる。
はたしてがん細胞のテロメアを攻撃し、正常細胞は長くするような物質や治療行為はあるのか?
(え)若返り術1=ST36のツボ
大村先生は、鍼灸医であらせられるから、古来中国伝統の鍼灸治療にも詳しい。
その鍼灸の世界で使われる鍼灸の人体のツボ図がある。
はたしてそれが正しいのか?
これを大村先生はその長い人生で「バイディジタルOリングテスト」なる方法
や現代的な生化学の手法を併用して解明していった。
すると、多くは正確だったが、間違っているものも多かった。
さて、そんなツボの1つに「ST36」と呼ばれるツボがある。これだ。
なんとこのツボを1日4回、1回200回ほど強弱でツボを刺激すると、がん細胞のテロメアが短くなり正常細胞のテロメアが長くなる(維持される)のだ!
こんな場所に若返りの秘密があったとは?
(お)若返り術2=“魔法の薬”DHEA
アメリカは科学先進国だ。毎年何人ものノーベル賞学者が生まれる。日本人でもアメリカで研究すればノーベル賞を貰える(あるいは、アメリカへ渡ればノーベル賞を貰える)が、日本へ戻れば見事に外れる。多くの事例から語るまでもないだろう。
そんなアメリカはサプリメント先進国でもある。その中にすでに「DHEA」
のサプリメントも存在する。このDHEAはアメリカでは「魔法の薬」として知られ、広く利用されている。
我が国内でもこの若返り効果はすでによく知られている。
しかし、我が国では「悪魔の手先」厚生労働省が認可していない。
おそらく医者がいつまでも若い理由の一つは、これを自分たちは飲んでいるからだろう。
大村先生の研究によれば、このDHEAを人に適用して研究してみたところ、DHEAががん細胞のテロメアを短小化し、正常細胞のテロメアを維持する最適なものだというのである。
ただしそれには適正量があり、多く飲みすぎれば逆効果が出る。
最適量は1回5〜25mgであり、その効果は数ヶ月から1年は続くという。
さらに、このDHEAは体内の細胞に潜む発がん物質のアスベストやウィルスや細菌を除去する効果があるという。
どうして国民の健康維持に欠かせず、医療費の支出を減らせる可能性のある、したがって、国の財政を健全にする可能性のある物質を認可しないのか?
逆に、国民を病気にさせる新型ワクチンには湯水のように金を使うのか?
国民投票もせずにどうして勝手に与党だけで決めるのか?
それにしても、DHEAが十分になると、白髪が黒髪になり、粗チンが豪チンになり、インポがシャキチンになるんだとか?
つまり、DHEAはバイアグラいらず。
アダルトエッチ男優や性犯罪者が意外に若いというのはこのせいかもな?
(か)DHEAを活性化する食べ物
我々は厚労省が「DHEA」を医薬品としてサプリ認可していない以上、その代わりを見つけなければならないだろう。
実は、DHEAは人体が生まれた時から自ら作り出す生体ホルモンである。
だから、年齢とともにこの量が少なくなり老化が早まる。
老化防止の食材=DHEAの分泌を高める食材として、以下のものがあるようだ。
・納豆
納豆に含まれるイソフラボンがDHEAの分泌元、副腎を活性化して、分泌量を高めることが近年の研究でわかっています。同時に、肌、骨、脳も活性化させ、体全体の生理機能が高まります。
・イワシ
イワシに含まれるセレンがDHEAの分泌元である副腎の老化を防ぎます。
・アボカド
ビタミンEを含むアボカドにも副腎を活性化させる効果が期待できます。
・緑黄色野菜
緑黄色野菜の定義は「100g中、600㎍(マイクログラム)のβカロテンが入っていること」なので、βカロテンはもちろん、ビタミンCやEも同時に補えます。これらの栄養素も副腎の老化を防ぐ作用が望めます。
・山芋(トロロ)
山芋にはジオスゲニンという成分が含まれ、DHEAと似たような働きをすることがわかっています。
〈みわ子流、5月病に負けない!DHEAの分泌を促すコンビニ飯!〉
・納豆巻き + イワシの生姜煮 + 緑黄色野菜のお惣菜
納豆巻きなら、オフィスでも気にせず食べやすいですね。イワシ料理は真空パックで生姜煮や塩焼きが見つかるでしょう。缶詰でもOKです。緑黄色野菜のお惣菜は、ほうれん草やブロッコリー、ニンジンが入ったものを探してみましょう。
・海老ブロッコリー&アボカドサンド
アボカドと緑黄色野菜が一緒に摂れる理想的な組み合わせです。
・ネバネバサラダ
山芋(トロロ)をベースにオクラ、納豆、もずくなどのネバネバ食材が勢ぞろいしたサラダ。ネバネバ食材にはムチンという成分も共通して入っており、弱った臓器の粘膜を強化する働きもあります。
・トロロ蕎麦
そろそろ冷たい蕎麦も美味しく感じる季節になりましたね。食欲がない日にも食べやすいトロロ蕎麦で弱った副腎をフォローしておきましょう。
とまあ、そういうわけで、俺が今できそうなことはST36の足つぼ指圧だけですナ?
アボガド納豆入りのカリフォルニア巻なんて効果ありそうだ。
トロロそばが長寿の秘訣だったとは?
はたして人類はいつになれば寿命を1000年ぐらいにできるのだろうか?
太陽の周りをたった100周回程度で死んでしまうというのはあまりに儚い。
これでは、何も成就できないまま終わるに決まっている。
せめて200歳くらいはほしいところだ。
科学者なんてこの世界のほんの片隅を理解しただけで終わってしまう。
これでは科学の統合なんていう大事業は誰も出来ないに違いない。
エイリアン種族は平均1000年の寿命がある。
ニビルに至っては平均数万歳である。ニビル年は3600年だ。
いやはや、世も末ですナ。
弥栄!