みなさん、こんにちは。
さて、昨夜のクリスチャン和楽器グループHeavenese Liveも非常に興味深かったので、一応メモしておこう。
ちなみに、私はクリスチャンではない。
またキリスト教やユダヤ教のような他力本願、救世主降臨願望のある宗教は嫌いである、というより間違っていると考える。
人はみな神の化身。各人が神の代わりであり、各人が救世主になるべきだと考える、この世には無数の神があると考える八百万の神の宗教の方が好きである、というより正しい考え方であると私自身は考えている。
理由を述べ始めると余白がないから、ここでは述べない。
ニコラ・テスラの遺産:
話を元へ戻すと、昨夜のものはこれだった。
NEW‼️『偉大な未来の物語/逆賊の道』HEAVENESE style episode86 (2021.11.28号)
今回のHeaveneseの最後の希さんトークは、日本の初代物理学者の
山川健次郎博士
の話であった。
我が東京理科大学の創始者。
東理大がアメリカ型の最初の大学となったのは、このアメリカで物理学を学んできた山川健次郎が作ったからだ。
ところで、アメリカ型と欧州型の大学の違いがどこにあるか知っているだろうか?
よく我々は「欧米」というが、実は「欧と米とには大きな違いがある」のである。
結論から、単純化して一言で言うと、
アメリカの大学は学生目線で運営されるが、ヨーロッパの大学は教授目線で運営されるという違いである。
学生が自由に考えることができるようにすることに主眼があるか、教授が自由に考えることができるようにすることに主眼があるかの違いである。
これは、最初にアメリカに渡った正教徒のプロテスタントの人たち、いわゆるWASPの人たちの考え方(信教の自由を求めた)と欧州の大陸のフランス、ドイツ、イタリアなどの人たちとの考え方の違いや伝統の違いによる。
どういうことか?
というと、それは教科書の(あ)採用の仕方、(い)教え方、(う)作り方、の違いである。
(あ)採用の仕方
アメリカの大学は教科書を選ぶ場合、各学部のカウンシルで選ぶ。
一方、ヨーロッパ(特にドイツ)は講義で教える教授が好き勝手に選ぶ。
(い)教え方
アメリカの大学は教科書を授業で教え、宿題で教科書の演習問題を解かせるスタイル。
成績の付け方は、今では授業のテストで宿題30%、中間テスト30%、期末テスト40%というような感じで成績をつける。
一方、ヨーロッパの大学は、教える教授に自由が与えられるために教授のさじ加減。
例えば、与える課題のリポートで済ますとか、試験だけとか、バラバラになりえる。
(う)作り方
アメリカの大学の教科書を作る場合は、できる限り広く(より多くの章を含め)、
できる限り深く(高度な内容の章末の演習問題を入れ)記述することが推奨される。
一方、ヨーロッパの大学の教科書は、教授の自分の研究を中心としてまとめた教科書が作られる場合が多い。
この違いにより、
アメリカの大学では、教育と研究が区別され学生が自由に研究目標を選べるため
学生がその教授を超えて行きやすいという傾向が生まれる
のに対し、
ヨーロッパの大学では、教授と教授のシンパの学生という形態の学派が生まれる傾向がある
のである。
実は、この違いがかつてのヨーロッパでファシズムが生まれた原因の1つになっている。が、アメリカではファシズムが比較的生まれにくい理由になっている。
戦前の日本は、明治以降、最初に英国型、その後ドイツ型を導入したために、ドイツのワイマール型の大学制度になった。
これが戦後のアメリカGHQによる教育制度改革のせいで、アメリカ型の63345制度に変わったが、内容そのものには戦前のドイツ型のスタイルが研究室制度に残ったのである。
もっともこれは私が留学した1980年代後半までの事実だった。
しかし2000年代、あの2001年9・11以降徐々に変わってきたように見える。
そして、最近では中国や韓国の悪影響を受けて、ますますヨーロッパ型に変わってきたように見える。
私が卒業した日本でもっともアメリカ的な東京理科大においても、教授が授業で何をどのように教えるかはその教授個人の自由であった。しかし、アメリカのユタ大学では、各教科の教科書は教授が誰になろうが、学部が選んだ同一の教科書を教えるのである。
さて、Heaveneseの中のBLM(Black Live Matter)のデモの共産主義の正体の話を見ると、かつての我が国の学生運動と同じ構図が今のアメリカに起こっているというふうに考えることができる。
ニコラ・テスラの遺産:
日本の学生運動は、アメリカのベトナム戦争反対運動から始まったのだが、そういうことにかこつけて共産コミンテルンが我が国の教育制度を破壊するために行われたのである。
その結果、戦前の日本の教育の良いところが全て破壊され、半島からの移民者に好都合の弱体化した大学制度に変わったのである。
さて、それ以外の内容は自分で見てもらおう。
ところで、最近の、特に今回のHeaveneseの話を聞くと、私のメモした以下のピルグリズムの予測プログラミング通りに動いていることがわかるのではないだろうか?
弥栄!