みなさん、こんにちは。
いやはや、さすがにオリンピックは熱い。オリンピックは面白い。番狂わせのオンパレードだ。
いろいろこの1年の延長が明暗を分けている感じがしますナ。
(あ)取らぬ狸の皮算用
400m個人メドレーでは、優勝確実の瀬戸大也選手が油断して予選落ち。一方、ダークホースの大橋選手がぶっちぎりの金メダル。
(い)油断大敵
U17,U20で優勝し、圧勝が約束されているはずのなでしこジャパンがまさかのイギリスに敗戦。しかも野球で言うバンザイプレーで失点。
馬鹿すぎた。
サッカーでは、これは馬鹿の代名詞だ。これだけは絶対やられてはいけないというプレーなのですナ。
このGKはもう盛を過ぎていると思う。男子の川島と同じ。足がおそすぎる。
(う)大番狂わせ
一方、海外選手は、一発にかける。さすがに前頭葉と運動領だけの生命体だ。運動能力だけはすごい。
特に白人系の上腕や上半身の身体能力は戦闘民族だけある。
もともと王族のための戦闘ロボットとして作られた人種だから、そういうDNAが組み込まれているわけだ。
ギリシャのスパルタの時代、弱そうな男の子や見てくれの悪い男の子は、ギークと呼ばれて、すぐに間引きされたという。そう言う人種だから、さもありなん。
日本人は俊敏性と知能で勝つ他はない。
柔道は初日から金メダルラッシュだが、すでに
柔能く剛を制す
という柔道というよりは、剛道という感じですナ。パワーがないと技がかけられない。
合気道のように、見た目が一見逃げ回っているだけで相手を裏返すような技は、すべて指導になってしまう。指導3枚で反則負け。
昔の柔道なら、奥襟を掴みに行けば、瞬時に一本背負いで宙に浮いていたはずだが、いまの柔道選手はわざわざ奥襟を掴まれてしまう。
はたして、合気道の選手なら奥襟を掴まれそうになったらどういう動きをするのだろうか?
合気道の真空投げのように、相手を掴まないで投げるとか、そういう神業は柔道にはないのだろうか?
芳田選手の場合は、レフェリーがコソボに肩入れしすぎたようですナ。芳田選手が時間内で2本放った一本すれすれの技が技ありにもならず、延長時間でコソボの選手が放った抱きついて転ばすだけの技が技ありとか、冗談はヨシ子さん状態だった。
審判団が自分好みの金髪美人に忖度したんだろう。顔を見て技の出来を判断しているのだったら、全員覆面マスクしてやらせたらどうか?
一方、大野選手は金メダル。芳田選手は銅メダル。両者共にしっかりした技をかけての勝利。芳田選手の銅メダルは限りなく金メダルに近いものだったと思う。
私は妻と一緒に数年前にハワイのオアフ島で、グリーンフェスタというやつを見に行った時、たまたまこの大野選手とトイレの前で遭遇した。奥さんはその時、大野選手と握手してもらったのだが、後で人から聞くと、大野選手は握手をしないことで有名だったようだ。
(え)大番狂わせ
さて、私は見なかったが、一番衝撃的な番狂わせはこれだったのかもしれない。

[小山町(静岡県) 25日 ロイター] - 東京五輪は25日の女子自転車ロードレースで、数学の研究を本職とするオーストリアのアナ・キーゼンホファーが初めての出場で金メダルを獲得した。プロの自転車選手ではないキーゼンホファーはコーチやスタッフをつけず、自身でトレーニングや食事を管理している。キーゼンホファーはレース序盤から先頭集団に入り、3時間52秒で初優勝した。強豪のオランダ勢は、自分たちの前を何人の選手が走っているかなど情報伝達がうまくいかず、最後に追い込むことができなかった。世界ランク94位のキーゼンホファーは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で数学の研究員を務めている。試合後にロイターのインタビューに答えたキーゼンホファーは「自転車競技の戦略を計算するには高レベルの数学は必要ない」とする一方、「トレーニングを行うに当たり分析というものを重んじている」と語った。キーゼンホファーはスポーツ科学やスポーツ生理学の本を読み、栄養の管理などは全て自身で行っている。「今日のレースも、自分の栄養バランスを考える時のように組み立てた」と語った。(田中志保 編集:久保信博)
・自転車女子ロードレース
無名のオーストリア選手(国外レース完走0、一人で参加、本業数学教師のアマ)含めて3人がスタートの瞬間にアタック
無名すぎて有力チームが逃げ容認
集団は世界ランキング独占のオランダチーム(4人)が統率
↓
無名の3選手の内、オーストリア以外の2人が集団にドンドン吸収されていく間に集団もオランダチームもオーストリアの選手のことを忘れてしまう
↓
オランダチームコーチがそのオーストリアの逃げ選手のことを把握せず、てか忘れてた
オランダ選手が落車してその混乱でオーストリアの選手のことをすっぽり忘れた模様
無線無しでレースが始まる
↓
有力なイスラエルの選手が逃げを決めて先頭集団形成(実はその前にオーストリアの選手がいる)
↓
オランダコーチ、有力な先頭集団のイスラエルの選手までの距離を◯分と伝える
↓
オランダチーム計算どおりにガチ牽きでイスラエルの選手を◯しに行く
↓
因みに有力チームはオランダに集団管理任せており、オーストリアはノーマーク
↓
結果オーストリアさん逃げきり
その2分後イスラエル◯してもう優勝だと思いながらゴール
↓
優勝したと勘違いしたファンフルーテン(オランダ)
この選手が実に興味深い。なぜなら、彼女は文武両道の数学者だからだ。
実は、数学者に身体能力や持久力の優れた人がいるという例は結構多くある。
人工知能やコンピュータの理論を構築したあのアラン・チューリングは、非常に優れたマラソン選手だった。国際学会に行けば、その会場までマラソンして行き来したという。それもオリンピック選手並みの早さだったという。
ノーバート・ウィーナーの同僚イギリス人のペイリーは山岳スキーの名手だった。が、それが災いしてアメリカの国際学会の合間に滑った山岳スキーで遭難して事故死した。
量子力学のコペンハーゲン精神の生みの親のニールス・ボーアの実弟のハラルド・ボーアは、優秀なサッカー選手GKだった。
奇跡のインド人数学者ラマヌジャンを指導したケンブリッジ大のハーディとその盟友のリトルウッドは、いまでいうボルダリングの名手だった。ケンブリッジ大の壁をよじ登ってレクリエーションをしていたことは有名だ。
そういう生きる伝説がまた東京五輪2020で誕生したわけだ。
この数学者の彼女のインタビューがいまや伝説だ。
ただただ信じられない。フィニッシュラインを越えた後も ”これで本当に終わり?もうこれ以上走らなくてもいいの?"と何が起きているのか分からなかった。0km地点からアタックしようと考えており、プロトン(メイン集団)で走るのが苦手な自分にとって、逃げ集団に入ることができて嬉しかった。
一緒に逃げた選手たちと協力して走ることができた。だけど集団のなかで私が一番強いと思い、長い下りの前に登り(籠坂峠)があることも分かっていた。下りは得意なのでタイム差を広げ、その後はフィニッシュまでタイムトライアル状態だった。
権威あるものを過度に信じるべきではなく、自分で全てを管理していた。私はペダルを踏むだけの選手ではなく、自分を支える参謀でもある。それが結果に現れて誇りに思う。(メイン集団との)タイム差がボードで示されていたが、その数字を信じるべきかさえも半信半疑だった。
若くて何も知らない選手には "これをすれば上手くいく” とコーチや周りの人間に言われる危険がつきまとう。私も一時それを信じ、そして被害者の1人だった。だがいま30歳になり、何かを知っている人なんていないことを学んだ。なぜなら本当に何かを知っている人は「知らない」と言うからだ。
私はアマチュア選手だが、頭の中は自転車のことで占められている。この1年半を今日のレースに向けて取り組んできて、良い結果を得るために生活の全てを捧げてきた。私にとって良い結果とは25位程度で、たとえその順位でも十分だった。だから勝利できたなんて信じられないご褒美だ。
今後についてはわからない。だけどいまの仕事を続け、これまでと同じように走るつもりだ。もちろん自信という面では、この勝利は私を違う人間に変えるだろう。
(お)予想外
一方、スケボーの男女で金メダルや銅メダルラッシュ。
スケボーは乗るだけでも難しい。私なら乗るだけで転んで大怪我だろう。
それにしても、開催地で生まれた若者が優勝というのは、彼らはこの日のために生まれてきたような子どもたちだったということだろう。
やはり大成功する人間というのは、そういう歴史の流れとマッチする運が物を言う。
サッカーでは、中田英寿選手がそうだった。日本にプロサッカーを作り出そうという歴史の流れと、日本でワールドカップを開催しようという歴史の流れにマッチしたことが物を言った。
人は歴史のうねりの中でしか生きていけない。
この事実は、我々個々人にいろんな意味で、大きな枷になる。
そんなことを考えさせてくれる大会になっていると思う。
今後の日本人選手の活躍を期待したい。