【HAARPモニター観察】6月上旬の300nTの地震電磁波到来!6月上旬中旬は要注意か!?
2021年 06月 12日
2021/ 6/11 12:57 更新
太陽風の磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動を高めそうです。
担当 篠原
太陽風は、360km/秒から320km/秒へ速度が下がり、
再び350km/秒へ上がる小幅の変化をしています。
低速の状態が続いています。
磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態が続いていましたが、
グラフの最後で8nTへやや強まる変化が発生しています。
磁場の南北成分も南向きに強まり始め、
-8nTに達する変化になっています。
速度が下がっているので影響は限定的になりそうですが、
磁気圏の活動はこれからある程度高まりそうです。
AE指数には変化が現れ始めています。
注目してください。
SDO衛星AIA193では、
南東(左下)のコロナホールが目立っています。
5~6日後から太陽風が強まりそうです。
太陽では、南東の端(左下)で、
昨日、10日15時(世界時10日6時)に、
C1.1の小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131、193による動画を掲載します。
また、太陽の左斜めから観測している
STEREO Ahead衛星によると、
太陽の北東の端の向こう側で、
ある程度の規模のフレアが発生した様です。
EUVI 195による動画を掲載します。
このフレアに伴ってCME(コロナ質量放出)も発生していて、
SOHO衛星LASCO C2では
太陽の左に向かってガスが飛び出す様子が観測されています。
この領域が太陽のこちら側に回ってくる頃は、
どの様な活動になっているでしょうか。





