みなさん、こんにちは。
寝ても覚めてもキャンディーズ、キャンディーズ。今日も元気にキャンディーズのミキちゃんで行きたい。
そういうところだが、新たなる展開が起こったようで、それについてメモしておこう。
さて、ついに新種登場か?
かもしれないということを急遽メモしておこう。新型コロナウィルスに
インド株
B.1.618
というものが登場したことだ。これである。
「今回の波は臨床的にこれまでとは違う動きになっている」。
サー・ガンガ・ラム病院の上級心臓外科医、スジェイ・シャッド氏はそう話す。
同病院では2人の医師の治療に酸素補給が必要になった。
「若者にも感染が広がり、生後2カ月の新生児にまで感染している。これまでになかったことだ」
要するに、いままでの新型コロナウィルスのCOVID-19とは、性質が異なるという意味だ。
つまり、一言で言えば、コロナウィルスには違いないが、新種かもしれないのだ。
そこで、早急にこのウィルスの遺伝子配列の特定が急がれる。
というわけで、一応調べてみたら、すでに特定できていた。それがこれだ。
B.1.168は何が違うのですか?
B.1.168の特徴は、スパイク蛋白質の2つのアミノ酸が欠失していることです(H146delおよびY145delと表記)。
H146delとY145delは、いずれも免疫逃避に関係しています。つまり、以前にウイルスにさらされたことがあり、そのウイルスに対する抗体を作る能力があったとしても、人の免疫システムから逃れることができるのです。
スカリアは、Y145とH146は、ヒトACE2受容体(SARS-CoV-2ウイルスの細胞内への侵入を促進するタンパク質)と相互作用するタンパク質の一部ではないと書いている。
また、この2つのアミノ酸の欠失がスパイクタンパク質に与える構造的な影響については、まだ完全には解明されていないという。
B.1.168株には、この2つの欠失に加えて、スパイクタンパク質にD614G変異があり、これは以前から感染力の増加と関連していた。
また、B.1.168株には、世界中の多くの新興株に見られる免疫逃避のための主要な変異であるE484Kも存在します。
Scariaによると、E484Kは、Covid-19治療薬として使用されている複数のモノクローナル抗体や、回復期の血漿(Covid患者から採取したもの)からも逃れることができるという。
というわけで、この研究に基づき、前の図に加えてみよう。
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この図に最近のイギリス型、南ア型、ブラジル型が一番下にまとめられている。
これをよりわかりやすく、Sタンパク質の遺伝暗号の前の方から後ろの方に並べると、こんな感じになる。
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イギリス型 南ア型 ブラジル型 インド型
L18F
T20N
P26S
69-70削除
D80A
D138Y
144削除
145削除 Y145削除
H146削除
R190S
242-245削除
R246I
K417N K417T
E484K E484K E484K
N501Y N501Y N501Y
A570D
D614G D614G D614G D614G
H655Y
P681H
A701V
T716I
S982A
T1027I
D1118H
V1176F
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計7個 計7個 計12個 計4個
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この記事の中でメモした次の図
の145と146という領域内の欠損ということになる。
もしこれらの変異で、このウィルスはACE2経由で感染するのではない場合、これは新種と呼んだ方が無難ということになるだろう。
これまでより子供や赤ん坊にまで感染するのだとすれば、これは次のどれかに取り付く可能性がある。
Mタンパク質
Eタンパク質
HE(ヘマグリティニン・エステラーゼ)・ダイマー
ウィルス膜
数から言えば、Sタンパク質と同じくらいありそうなものは、Mタンパク質だ。
だから、俺としては、Sタンパク質の隣に位置するMタンパク質から感染すると予想しておく。
つまり、SからMへの変異だ。
インド型に関しては、未成年者も要注意。
インドからの帰省者には近づかないようにした方が無難かもしれませんナ。
今後の情報を期待しよう。