
みなさん、こんにちは。
もう大丈夫。完全復活です。昨日から軽めのジョギングも再開しました。
ご心配おかけし申し訳ありませんでしたが、ご心配なく。
昨日、24時間心電図検査の結果が出て、それを聞きに行ったところ、心臓の不整脈もなく、病的な異常はまったくなかったようです。
今回の症状は、
・ここ最近ときどき、視野にぴかぴかの点滅が見え、見えにくくなる。
・当日3月12日の数日前に、両目の右半分が見えにくくなる。
・当日に、右下肢が麻痺し、しびれる。
・当日に、血圧200超え。
というものだった。
それで、当日3月12日の翌日、緊急で専門病院へ行って診てもらった。すぐ検査になり、
・血液検査
・脳MRI撮影(脳細胞、脳血管)
・心電図検査
を行っていただいた。ところが、すべて良好。異常なし。
それで、再発防止のために、バイアスピリンを1週間分もらい、それを飲む。1週間後に今度は、
・24時間心電図検査
を行う。バイアスピリンを1週間分もらい、それを飲む。それの結果を昨日聞きに行った。
結果は、ほとんど異常なし。普通の人でもたまにおきる期外収縮はあったようだが、正常範囲内とのこと。
というわけで、一応、再発リスクを更に下げるために、これから1ヶ月ほど同じ薬を飲み続け、飲みきればそれで治療完了ということになりました。
要するに、今回の一過性の脳梗塞は、私が身体をアルカリ性にする目的で、10年前くらいから飲み始めた重曹水のせいだったということだ。
この10年間、ジョギング前や後に重曹水をコップ1杯飲むようにしていたのだが、これは身体をアルカリにするには多少の効果はあったかもしれないが、逆にナトリウムNaが過多になり、高血圧の原因になったようだ。
それを律儀にも10年以上続けた結果、慢性高血圧症のような状態になり、心臓に非常に負担が来て、その結果、時々不整脈を起こすようになった。そうして、今回、ついにその限度が来て、不整脈になった時に血栓ができて、それが脳の後頭葉に飛んだ。それで、視野に問題が起こった。
どうやらそういう事情だったように思う。おそらく、こういう例は脳神経科の先生にもマレだったのではないかと思う。
幸い、脳に血栓が飛んだが、それは一時的で、すぐ抜けたか、溶けたので、脳そのものへのダメージが残らなかった。脳映像はまったくきれいで、こんなにきれいな脳は初めて見ましたと、その女医さんから言われた。
ついでだから、私の脳みそをお見せしよう。これだった。
この映像は、いただいたコピーのスキャンだから、元データではないから、微細なものは見えないと思う。

私は脳科学にも興味を持っていたから結構ネット上にあるこういう映像は見慣れている。
そういうものと比べた場合に、俺の脳は、表面のシワがけっこう多いように思う。

脳血管も問題ないと言われた。左右非対称なのは、私が右利きだったからだろうか。
私自身は、脳にかなりたくさんの脳梗塞の卵があり、脳血管にもたくさんの動脈硬化の部分があると思っていたから、きれいな脳だと言われてかなり意外な思いがした。なぜなら、中高大とサッカーのヘディングで相当に脳へ衝撃を与えたからだ。
理論物理学者だから、「脳がすべてだ」とこれまでずっと思っていたから、大学サッカー部時代まで、阪大大学院あたりまでは、結構酒も飲んでいたりしたが、結婚後は酒はほどほどにして、お祝いごとや、奥さんが飲みたいという時以外は飲まないようにしてきたから、それが良かったのかもしれない。
あるいは、高血圧にはなったが、アルカリ性だったことが多少は効果があったのかもしれない。つまり、何事も一長一短。
いずれにせよ、重曹はかなり危険で、飲んだ直後に血圧が急上昇することがわかった。今回、これを実験的に定期的に血圧を測ったことで判明した。
なぜなら、重曹は、NaHCO₃というもので、Na+とHCO₃-に分離する。つまり、
NaHCO₃ → Na+ + HCO₃-
この後者は、クエン酸といっしょに飲むと、中和し、CO2を出す。
問題は、残ったNa+である。
食塩の場合は、
NaCl → Na+ + Cl-
で、Cl-がいわゆる「塩」の味、しょっぱさを感じさせるから、自分の舌で塩分がどの程度かを認識できる。しかしながら、重曹水にはそういうしょっぱい味がない。だから、どの程度飲んだかの判定ができない。むしろ、爽やかで飲みやすいから、過剰に飲む結果になった。今回、重曹水を飲みすぎたのは、この舌で判断できないことが原因だったと思う。
クエン酸を入れたら、実際は、クエン酸も中和されてだけで、あとはNa+だけが大量に体内に吸収されるだけである。
過剰なNa+は、大量に塩分を摂ったことに相当するから、結果的に高血圧になる。
そして、今回わかったことは、重曹水を飲むのを止めた場合に、元へ戻るには2週間以上かかるということだった。
2週間以上経ってやっと最近になり、正常血圧に戻った。
また、食事の量により、血圧が一気に上がることもわかった。
食事して眠くなるというときは、非常に血圧が高くなった状態の時ということがわかった。
だから、食事は少ない量にすると、急激な血圧上昇が避けられることがわかった。
意外な高血圧のリスクの原因は、
・あずきもの。特におはぎ。
・コメ
・夏みかん
・わかめうどん
・わかめの塩抜き加減
などである。いつも夏みかん1個をすぐに食べていたが、その直後に急激に血圧が上がることがわかった。少しずつで結構だった。
あずきものの中でも、特に、おはぎは危険だった。
おはぎには、コメの部分を老人が噛みやすいように柔らかくするために発酵させたものがある。この発酵過程で、糖分に加えて大量の塩分が加えられていた。この塩分のNaとコメの消化の部分で、一気に血圧が上がることがわかった。
おそらく、老人で、高血圧の場合、おはぎを食ったり、甘いものを食ったりして急に不調になる人がいるのではなかろうか?
ほんのちょっとで良い。1個は多すぎた。かけら程度で十分のようだ。
高血圧はACE2酵素が活性化した状態だから、今回の新型コロナウィルスの感染の初期段階でウィルスのSタンパク質が最初に取り付く場所である。だから、高血圧のリスクの最大要因がこの血圧の原因になるACE2である。
ということで、それをカバーするために、ワカメのアミノ酸成分が非常に有効なのだが、その時、塩分(というよりNa)を摂りすぎると、逆効果になり得ることがわかったというわけだ。だから、わかめうどんなら、塩を少なめの減塩わかめうどんが一番よろしい。
だから、むしろ、乳製品を飲んで問題なければ、乳製品を摂るほうが感染リスクが下がるはずである。私はこれは無理だ。下痢してしまう。
まあ、だいたい以上です。
今回の件では、突然の不調でご迷惑をおかけし申し訳なかったです。が、いまは一応問題ないので、ご心配なく。徐々に元の10年以上前の状況に戻していきたいと思っています。が、過ぎた年齢をもとへ戻すことは出来ないので、10年分は老化しただろうことは確かでしょう。
では、みなさまのご健康を心より願っております。