みなさん、こんにちは。
昨夜のHeavenseも興味深かったが、もうそろそろここの手も離れてもいいだろう。
だから、寝ても覚めてもキャンディーズ、キャンディーズ。今日も元気にキャンディーズでいってみよう。
今回は、1972年頃に始まった、NHKの歌謡グランドショーのあの服装のことをメモしておこう。
このNHKの歌謡グランドショーで、渡辺プロの東京音楽院のスクールメイツの女生徒たち400人からオーデションで3人(+補欠1人)を選んだといわれる。
太田裕美さんもそのときのオーディションに行った口である。太田さんによれば、スーさん含めて8人がそのときのオーディションに参加。3人が合格したと言っていた。
一方、NHKとナベプロのディレクターたちは、計400人から3+1を選んだと言っている。それが、
伊藤蘭さん、藤村美樹さん、田中好子さん+白鳥和美さんの4人だった。
その時の状況は、以下の「独占プロディース60分1977年11月20日」のものにあったわけだ。
その時に、アシスタントを採用した側のNHKのディレクターの話がある。
このときに、当座の都合で、番組が押し迫り、苦肉の策で、急遽、「適当にとりあえずの名前をつけよう」ということで、子どもに親しみがあるからという理由で、
キャンディーズ
と名前をつけたと証言した。つまり、NHK側では適当に処理しただけ。しかし、そういう内部事情はキャンディーズの解散後まで表に出ることはなかった。
一方、ナベプロ側では、
「食べたくなるほど可愛いからキャンディーズと名付けた」
という神話を生み出し、キャンディーズの3人自身もこれを信じ込まされていた。
さて、そこで問題は、なぜ歌謡グランドショーおよび、最初の紅白に3人だけが出た、南沙織さんの後ろに出たあの場面で、あの服装だったのか?
私個人の印象では、当時のキャンディーズの名前を決めたオジさんたちは、それ以前に子どもたちが見ていたテレビのマンガのイメージが残っていたのだろうと思う。
その頃流行っていたのは、
ひみつのアッコちゃん
アッコちゃんとモコちゃん
とメルモちゃん

というわけで、この3人をイメージしたのではないか?
アッコ、モコ、メルモが
スー、ラン、ミキに
要するに、すでに17,8才のハイティーンに、12,3才のイメージを押し付けた。
とまあ、そういうことだったのではなかろうか?
まあ、俺の妄想だけどナ。