みなさん、こんにちは。
これもキャンディーズの話を忘れないうちにメモしておこう。今度はランさんこと伊藤蘭さんの話。
実は先日メモしたこの中に非常に面白い事に気づいたのだった。
この1975年から1977年ごろ、日劇ウェスタンカーニバルのキャンディーズショーというのが行われたらしい。
- 第54回 日劇ウエスタン・カーニバル (1975年8月)
- 「キャンディーズ ショー」 (8月26日)
- 「ジャニーズ・ファミリー・フェスティバル」 (8月27日)
- 第55回 日劇ウエスタン・カーニバル (1976年3月24日 - 28日)
- 第56回 日劇ウエスタン・カーニバル (1976年8月24日 - 28日)
- 第57回 日劇ウエスタン・カーニバル (1977年8月)
おそらく、このあたりである。
この日劇ウェスタンカーニバルを皮切りに、キャンディーズの地方公演が始まった。1976年頃。
この地方公演は、前半がミュージカル、後半がオンテージ。
この前半のミュージカルの部分で、さまざまの劇中曲が演奏されたり、歌われたようだ。それが、いまMp3Tubeとして聴くことができる。たとえばこんなやつ。
そういうミュージカルのために作られた曲の中にかなり秀作の曲があって、これらが後にレコードに入ることになる。
そういうミュージカルソングの作詞家としてデビューした人の1人が、どうやら
という人だった。東京芸術大学出身。
ランさん、1955年1月13日生。森雪之丞さん、1954年1月14日生。ミキさん、1956年1月15日生。
ウィキは不完全で、こんな感じ。
東京都出身。東京都立大泉高等学校から上智大学文学部英文科に進むが、弾き語りの単独ライブや四人囃子にゲスト・ボーカルとして参加するなどライブハウスで活動、大学は中退する。その後シンガーソングライター、作詞、作曲家として活動。
作詞家としてのデビューは『ドリフのバイのバイのバイ』。
1970年代から1980年代にかけてアニメソングやアイドルへ詞を提供、多数のヒットをとばす。
1979年、デビュー曲を作詞したレイジーのハードロック化を支援する「レイジー男だけのファンクラブ」に参加。この直前にはバンド初の本格ハードロックナンバー『フルカウント』を作詞作曲している。
ここにはキャンディーズのキの字も出てこない。
しかし、この森さんはキャンディーズの舞台作詞家として登場したのだ。
その中のカーニバルの劇中歌の1つがこれだった。
そして、アルバム曲の「
春一番」で森雪之丞さんもメジャー・デビュー。
だから、キャンディーズのミュージカルデビューと森雪之丞さんのデビューが重なっているし、ほぼ同年代ということで、ランさんにとり、夫の水谷豊さんよりずっと前からのお付き合いということだろう。
それで、43年ぶりの蘭さんの復活の曲の1つに、この雪之丞さんの作詞がある。それが「秘密」っていう曲なんだとか。
ひょっとして、昔、大学生だった蘭さん、秘密の交際をしていたとか?まあ、それが自然だが。
ジョーダンは吉本。
いずれにせよ、キャンディーズは誕生から解散までに多くの人たちが関わった。それも若者が関わった。
そういう若者のうち、多くがいま現在の芸能界の重鎮や社長になっている。
アミューズは、キャンディーズのマネージャーとプロデューサーが作ったもの。
この森雪之丞さんはキャンディーズの舞台作詞家から始まった。そしてキャンディーズの名曲の作詞家に成長し、いまや伝説の作詞家になった。
というように、キャンディーズというと、
カ・イ・サ・ン
突然の解散というネガティブなイメージだけが残っているのかも知れないが、この子たちが解散しなければ、アミューズもなかったし、多くの若手作詞家や作曲家も存在しなかった。フォークソングの吉田拓郎がフォークから作詞家に転向できたのも言ってみれば、キャンディーズのおかげだろう。
この意味で、キャンディーズの功績は芸能界へも偉大な貢献を残したといえる。
テレビのバラエティーの重鎮になった、たけし、さんま、所ジョージ、タモリ、鶴瓶などは、考えてみれば、キャンディーズとのオールナイトニッポンは「手に汗」「ひたいに汗」だろう。
不都合の真実、禁断の真実、一種のタブーだろう。
タモリはNHKの重鎮だ。「俺はさあ、毎晩酒のんで騒いで、最後はトルコへいくのよ。そこで裸踊りするんだよ」なんてキャンディーズに得意になって話していたとは、さすがに言えないんだろうナア。
蘭さんがタモリの番組に出てきた時、タモリが、「ヘビに睨まれたカエル」状態で、汗びっしょりだった。蘭さんは、昔のタモリの悪行の数々全部深夜放送で聞かされたほうだからナア。
所も同じ。一番言われたくないのは、たぶんこれ。
ミキ、スー、ラン「所さんって若ハゲだったんだ」
スー「おい、若ハゲ所」
要するに、所ジョージには若ハゲ疑惑が最初からあったようだ。井手らっきょのような若ハゲ。
このつっぱりの髪の毛もいまと同じく、若ハゲのズラだったのか?
まあ、後半はどうでもいい話になったが、伊藤蘭さんは芸能界では単なる女優ではない。本当の重鎮の1人だということですナ。
大事にしなきゃいけませんよ。
やはりキャンディーズ現象だ。キャンディーズを研究すれば、何かが分かる。
キャンディーズは永遠です!