みなさん、こんにちは。
さて、ミャンマーの問題、これは非常に興味深いので、一応ここにもメモしておこう。
まずは、今朝のこれ。
この中で引用したHeaveneseの話がこれだった。
そして、Heavenese風のミャンマー軍の創立の歴史が、これだった。
私のYouTubeちゃんねるで話したように、2011年にすでにこのテーマは、武田邦彦教授と元産経新聞のジャーナリスト高山正行氏との対談として、ミャンマーの歴史が語られた。これであった。
この中のYouTubeはだいぶ昔にすでに削除されている。
まあ、要点を短くまとめれば、
旧日本軍が旧ビルマ軍を組織し、対英戦争に勝利。そしてビルマ人がビルマを統治した。
この時のビルマ軍の指揮官がアウンサウンで、スーチーの父親。
ところが、日本軍が敗戦で帰国した後、英軍がビルマを奪還にきた。それをビルマ軍が抵抗阻止した。
その際、アウンサウンは暗殺され、スーチーは戦争孤児になった。
その孤児スーチーを英軍は本国へ連れ去り、そこで育ての親をつけ、大学まで教育した。
そして配偶者として英国人男性をあてがい、結婚し、イギリス人になった。
しかし、英国はミャンマーになった軍事政権を軍の圧政ということにし、民主化運動の旗印にスーチーを据えた。
そしてついに、スーチーがミャンマーの国民民主連盟の党首になった。
こういう形で、英国の植民地政策時代の形に戻すことに成功した。
ところが、旧日本軍の薫陶を受けたミャンマー軍は、イギリス依存のアウンサンスーチーの政治には違和感を持つ。
こういう形で、ミャンマーでは、軍と英米型民主化路線の政治グループとは対立している。
自主独立路線を貫くミャンマー軍は、英国の庇護にある中国共産党の習近平の「一帯一路」政治に接近したアウンサンスーチーの政治構想とは相容れない。
ミャンマーが中国の一部になることを恐れたミャンマー軍がアウンサウンスーチーを拘束した。
とまあ、だいたいこんな感じだろう。
もし我が国でも、自民党が習近平の一帯一路の軍門に下るようなことになれば、同じような事が起こるのは間違いないだろう。
はたして、真実はいかに?
いま日本でデモしているミャンマー人は、そういう過去の歴史をほとんど教育されていないに違いない。
アウンサンスーチーの父を殺したのはイギリス軍だったとは知らないのではなかろうか?
いやはや、世も末ですナ。