みなさん、こんにちは。
今日昼過ぎにYouTubeチャンネルに岡潔講演「人とは何か」の後半の朗読動画をアップしたのでそれをメモしておこう。
オリジナルテープは非常に録音状態が悪く、かなり聞き取りにくかった。そこで、この聞き取りにくいものを文字起こしから朗読することにした。
それにしても編集は時間がかかるナア。
以下のものである。
岡潔講演「人とは何か」後半の朗読(編集済)/令和2年(2020年)10月28日(水)収録
そして、この1969年頃に岡潔先生が散々言っておられた「頭頂葉の重要性」。頭頂葉の第二の心の無差別智や大円鏡智のことが、ごく最近になり、最近の大脳生理学で一部だけ証明されたのである。
むろん、現代の大脳生理学では、その部位を発生させると遺伝子DNAの位置と、それにより増える脳細胞の場所の特定と量的なこと、そしてその活性、こんなことを調べるだけのことである。
上の記事では、10ほどの遺伝子のうちROBO1という遺伝子が右頭頂葉の脳細胞を増減の鍵を握るという結果である。
白人は物事を座標と量とでしか見ない
という岡潔先生のいう典型のような連中だが、彼らなりに頭頂葉に何かありそうだということは理解し始めていると考えてよいだろう。
細胞の量が少なくてもそこが活発に働いて活動していれば、それでよい。いくら量が多くてもそれで活動していないなら無意味である。
西洋の研究者はこういうことがなかなかパッと理解できないらしい。やはり、彼らの頭頂葉があまり活動していない証拠だろう。
こういうことから見ても、岡潔の先見性、岡潔の凄さ、日本仏教の凄さが分かってもらえるだろう。