みなさん、こんにちは。
我が国の若者たちが外国の大学へ留学しなくなって久しい。
まあ、そう言われているが、スポーツでは逆である。
我々の時代は、スポーツで海外でプロになるとか夢のまた夢だった。
大学へ留学するのもそれなりに大変っだった。
だから、大半の人は、フルブライト留学生になる試験を受けてフルブライト留学生になるとか、あるいは、国費留学生として日本国から派遣してもらうとか、その程度のものだった。
だから、留学したところで、奥さん込みで留学しているから、大半の日本男児は英語がうまくならなかった。
あるいは、留学する時期が20代後半から30代だから、英語の発音は良くならなかった。
むしろ、一緒に行った奥さんの方が早く英語がうまくなったりしたものだ。
あれから、40年。
いまやサッカーでは海外組でないと日本代表には選ばれなくなった。
そんな海外組にも奥さんと一緒の海外プロ組と単身独身時代に海外プロ挑戦組の二種類いる。
やはり言語習得にはそれなりの条件があり、単身赴任や独身赴任でないと外国語の習得は難しい。
日本から奥さん子供といっしょに海外挑戦した選手たちは、言葉が不自由のままで、結局チームの監督コーチや選手達とうまくコミュニケーションがとれず、なかなか成功しない。
方や単身組の方は、海外で女子と付き合ったり、仲間内でパーティに出かけたりできるから、外国語を習得できるチャンスが増える訳だ。
いつも海外に住む自分の家庭を気にしていなければならない妻子組とは状況が極端に異なる。
そんなことを彷彿させるものが、やはりYouTubeにあったので、メモしておこう。
これもまた、もうテレビはYouTubeに勝てないことの証明である。
(あ)英語
【サッカー選手の英語】本田圭佑、宮市亮、吉田麻也、川島永嗣、小野伸二、中田英寿
【サッカー選手の英語2】武藤嘉紀、森岡亮太、久保裕也、ハーフナーマイク、岡崎慎司、宮本恒靖
(い)イタリア語
【サッカー選手のイタリア語】本田圭佑、森本貴幸、川島永嗣、冨安健洋、長友佑都、中田英寿
(う)スペイン語
スペイン語・日本語訳あり【サッカー選手のスペイン語】本田圭佑、柴崎岳、香川真司、乾貴士、中井卓大、久保建英
(え)ドイツ語
【サッカー選手のドイツ語】内田篤人、原口元気、香川真司、宮市亮、南野拓実、長谷部誠
(お)フランス語
【サッカー選手のフランス語】昌子源、丹羽大輝、酒井宏樹、松井大輔、熊谷紗季、川島永嗣
(か)ポルトガル語
【サッカー選手のポルトガル語】本田圭佑、前田大然、田中マルクス闘莉王、鄭大世、東城利哉、三浦知良
(き)オランダ語
【サッカー選手のオランダ語】本田圭佑、堂安律、ファンウェルメスケルケン際、ハーフナーマイク、小野伸二、川島永嗣
すでにこの中にダブル、トリプルで出てくる選手がいる。
そういう選手たちは海外で何度か国を変えてそれぞれのリーグでプレーしているからだが、マルチ言語を話せることになる。
中田英寿世代では、中田英寿だけが数カ国後話せたが、本田圭佑選手はすでにロシア語、英語、ポルトガル語を話せるのだろう。
宮市亮選手や南野拓実選手は、すでに英語やドイツ語を話せるようだ。
これは、やはり簡単に言えば、古くから知られてきた教訓話のように、
可愛い子には旅をさせろ!
ということである。
子供は旅をするだけ、成長するのである。むろん、危険も伴うが、それ以上に成功した場合は大きく成長する。
いわゆる、英語圏でいうところの、
ハイリスク、ハイリターン
ということである。
危険を承知で、危険にチャレンジしない限り、それを克服し得えられるものが少ないのである。
ノーリスク、ノーリターン
である。
ここ阿南にもたくさんいるが(無論私自身も含めてだが)、家にずっといる若者はそれだけだ。
いつまで経っても家離れしない。父離れ、母離れしない。
そうしていくうちに年を重ねれば重ねるほどニートのようになる。
若者は挑戦しろ!挑戦させろ!
というのは、こういう意味がある。
海外挑戦して、ある程度実力を得た場合は、また自国へももどっても特に問題はない。
しかし、そこでうまく行かずに中途半端で戻った場合は、微妙なところがある。
サッカーでは、三浦カズ、宇佐美貴史、。。。、など途中で挫折した選手もいる。
物理では、筑波大創生時に海外から戻った物理学者たちが海外で不完全燃焼組だった。
その結果の悪影響は計り知れないものがあった。学生の自殺のメッカになってしまったのだ。
自分の挫折を新参者へあてつらう。こういう悪い文化が根付くのだ。
自分がうまく行かなかったからといって、これからの未来のある学生をいじめるのはご法度である。
が、そういう物理学者が数多多く見られたのである。まあ、誰とは言わないでおくがね。おまえら、反省しろ。
特に、生物学的には、人間は動物時代の習性を色濃く残すから、男子の場合は、家を出ないと成長できないのである。
母から離れないとだめなのだ。
息子が父親と喧嘩して勘当されるというのは、生物学的には正しいやり方なのである。
そうして、息子は自分の生き方、自分の住処、自分の家族を見つけなければならないようになっていたわけだ。
いつまでも家事手伝いしている男子は、成長の機会を失う。
苦しくても家を出て、自分で生活する経験を得なければならない。
とまあ、いまやサッカーの海外組が、数カ国語を話せる選手がたくさん出ているという大変羨ましい状況から、そんなことを思い起こさせられたというわけですナ。
この世代が日本サッカーを改善してくれるだろう。
いまの日本サッカー会長の世代、つまり、我々の世代、アマチュア時代の選手が、早く日本サッカー協会から出てくれることを願うしかない。
学問の世界はこの意味では一向に改善しない感があるな。
そこへ行くと、中国は成功しただろう。
アメリカや欧州のほとんどの大学のスタッフを乗っ取ってしまったわけだ。
いくらトランプが中国人を差別して追い出そうが、そうすればするほど自国のレベルが下がり、崩壊してしまう。仕事ができなくなる。
世界中、どの国の科学分野へ行っても中国人スタッフが働く時代になっているのである。
中国人とインド人がいなければ成り立たない世界になってしまったのである。
この意味では、家から出られずにニートばかりになった、貧乏国家日本の未来はまずないだろう。
いかにして、男児を家から追い出すか?
政府はこれを真剣に考えなかればならない時期に来ているだろう。
ちなみに、女子の場合は例外。女子に旅をさせると、そこで家庭を作って終了。外人になってしまう。
いやはや、世も末ですナ。