【昔のブログ記事】いつから「外人移民法」が目指されたか?→「アングロサクソン・ミッション」もまた「世界人類牧場化計画」の1手にすぎない!
2020年 03月 05日
2008/07/29 のBlog
おとぼけ福田首相の「大量移民流入計画」?
海外に留学相談窓口...「30万人計画」発表
いやはや、”おとぼけ首相”の福田さんはいったい何をお考えなの だろうか?
このニュースによると、
『海外から日本に来る留学生を現在の約12万人から2020年を メドに30万人に増やすため、在外公館や大学の海外事務所など関 係機関が協力して、日本への留学希望者のために一元的な相談窓口を海外に設置することなどを盛り 込んだ。』
という。要するに、社会学における「パーキンソンの法則」といやつで、官僚の退職後の新手のサイ ドビジネスの場を(世界各地にまで)増やしたいということだろう。
私が拙著「三セクター分立の概念」を書いた1990年以前の世界とその後の「9・11」以降の世 界は明らかに異なっている。ましてや、中曽根さんが「留学生受け入れ10万人計画」を掲げた19 83年前後のバブル全盛期の20年前の世界とはまったく異なる。現実はそれほどまでに急速に変ぼ うして来ているのだ。
どうやら日本政府の国会議員も官僚たちもこうしたことをまったく御存じないか、あるいは、すでに 「9・11」以降の世界にどっぷり組み込まれてしまったかのいずれかだろう。
このニュースの後半には、こうある。
『日本への留学希望者の一元的な相談窓口の設置は、英国が世界各国に
「ブリティッシュ・カウンシル」
を設け、英国留学セミナーなどを開催していることを参考にした。』
では、その大本のイギリス(やアメリカ)が今どうなったか? と言えば、デービッド・アイクが
「世界中をまたぎ、流入する大量の移民・・・」
において論じるように、イギリス人は発展途上国から流入した低賃金労 働者と同じ低賃金の過酷な労働を強いられるばかり、そして中には移民 や留学生に反感を持つものがたくさん現れて、極右の「白人至上主義者 」の政治団体を支持する一般人が大幅に増え、今や極右と極左の政治団体の間で一触即発の状態とい う不安定な国家へと変ぼうしてしまったらしい。
アジアの各地から低賃金の看護師を「看護師不足」の”大義名分”で大量に雇おうとするのも、すべ て同じ文脈の中の出来事の1つであるにすぎない。
生っ粋のイギリス人のアイクによれば、もはやイギリス人の文化は消滅寸前らしい。もっとも我々日 本人には、イギリス文化もアメリカ文化もそれほど違いが分からないからどっちでも同じなのかも知 れないが。
いずれにせよ、こういった動きは、「ワンワールド構想」の目玉である
(1) 国民国家を破壊すること
(2) 安価な労働力と雇用機会の壊滅
という一連の政治運動の流れに乗っているらしい。
福田さんやその取り巻きは、果たしてそういうことを御存じでおやりになっているのだろうか? もしそうなら、相当な”悪者”ということになろう。
いやはや、世も末ですナ。
[ 更新日時:2008/10/25 18:15 ]
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