みなさん、こんにちは。
まあ、どうでも良いことだが、最近は思いついたことは「あるがまま」に、「わがまま」にメモすることにしている。
保江邦夫博士によれば、「わがまま」とは「我のあるがまま」という意味であり、我にはこの宇宙の神様が宿っているから、「わがまま」=「神の思し召しのまま」ということになるらしい。
ユダヤ教、そのユダヤ人の一人だったイエスのキリスト教、そしてユダヤ・キリスト教の創始者のアブラハム(=エイブラハム)の息子のイサクの異母兄弟の兄イスマイル(だったか?)のイスラム教、みな同根である。一神教。
アブラハムの子孫から次々と古代イスラエルの12支族および13番めのラビが生まれたことになっている。が、一神教か多神教かで分裂。多神教の北イスラエル(=イスラエル国)と一神教の南イスラエル(ユダ国)とに分かれたという。
その後、北イスラエル人は
アッシリアの捕囚となり、東方へ拉致された。
一方、南イスラエル人はアッシリアを撃退したが、そのアッシリアを滅ぼしたバビロニアに捕囚となった。有名な「
バビロン捕囚」である。
たしか、バビロニア人は古代エジプトも滅ぼして、
バビロニア・エジプトを作るが、そのときに捕囚となったユダの人々は、最終的にエルサレムに戻るまでずっとバビロン捕囚のままだった。
その後、このバビロニアがペルシャとなり、後のイランになっていく。
一方、南ユダが2000年の放浪生活の後、その2000年間住み着いていたパレスチナ人を追い出して乗っ取り、イスラエルを作る。
まあ、彼らが信じる「歴史」を見る限り、この3000年の間、ペルシア人とユダヤ人は仲が悪い。戦争状態にある。
ところで、その失われた北イスラエル王国の10支族はどこへ行ったのか?
これが、いわゆる「
失われた10支族」という伝説である。ユダヤ人の大本の父は、ヤコブである。その子供が、次の通り。
ヨセフ(Joseph)は、『旧約聖書』の「創世記」に登場する、イスラエル人を大飢饉から救った人物。ユダヤ人の祖ヤコブの子で、母はラケル。
同母弟にベニヤミン、
異母兄にルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、ダン、ナフタリ、ガド、アシェル、
異母姉にディナがいる。
妻アセナトとの間にエフライムとマナセの2男を儲ける。
『聖書』の記述では、イスラエル12部族とは、以下の者達を祖とする部族のことである。
ヤコブさん、頑張りすぎ。
これではちょっとよくわからないから、ネットで図示したものを探すとこんなやつが見つかる。

このヤコブの下を拡大すると、こんなものになる。

これでは異母兄弟とかわからないから、それを加えるとこんな感じらしい。
西洋人の主張を正しいとする場合、アブラハムは金髪碧眼だったから、ヤコブまでは金髪碧眼。そして最初のレアという妻は同種族の金髪碧眼だっただろう。
したがって、レアの子=ルベン、シメオン、レビ(=ラビ=司祭)、ユダ、イッカサル、ゼブルンは金髪碧眼、あるいは西洋人型=コーカソイドだっただろう。
同様に、レアの妹のラケルは金髪碧眼だっただろう。だから、ラケルの子=ベニヤミン(=ベンジャミン)はコーカソイドだろう。
問題は、レアの下女のジルハと、妹のラケルの下女のビルハと、エジプト系のアセナテである。ジルハ(=ジルバ)とビルハがコーカソイドだったとしても、共に下女。ランクが下る。
したがって、ジルバの子=ガド、アセル(=アシェル)。ビルハの子=ダン、ナフタリ。
さらに、ヤコブの息子のヨセフとエジプト系のアセナテの子=エフライム、マナセはだいぶ格が落ちる。
さて、失われた10支族のその後、我が国に来たという伝承のあるのは、ガド族、エフライム族、マナセ族である。
エフライム族とマナセ族がエジプト系の有色人種だったとすると、みかど(=帝=天皇=スメラミコト)となったガド族はかなり西洋人に近かったと考えられる。
いずれにせよ、一神教に改宗したのは、ユダ族、ベニヤミン族である。および司祭のレビ族。
やはり、古代エジプト系のアセナテの子孫が我が国にやってきたというわけだ。
エフライム族はその後カナンのヨシュア(ジョシュア)となった。神代文字カタカナの「ルーツ」、古代アラム文字(=ヘブル文字)である。
いまでもユダヤ人はカタカナが読めるという。
カタカナこと古代アラム文字は、古神道の神代文字の一つだった(はずだ)から、女王アセナテの家来やその子孫もいっしょに我が国へやってきたはずである。
というわけで、九州から淡路島経由で四国の剣山に上り、それから海を超えて西日本へ上陸した最終的にはさらに東進して大和の地へたどり着いた一族、すなわち天皇家の祖先は、エジプト系と欧州系の血が混じっていたと考えられるだろう。
だから、「自分は古代エジプトの神官の生まれ変わりだった」というような前世体験をする日本人がかなりいるのだが、むろん、保江邦夫博士もその一人だが、それはむしろ自然な感じがするわけである。
ついでに言えば、西日本の大和系と出雲系があるが、ともに多神教には違いないが、大和系の方がより一神教的で、出雲系の方がより多神教的に見えるのである。
そんなわけで、もしユダヤ人が信じる聖書や伝承をそのまま鵜呑みすれば、我が国の日本人は、遠い遠い時代には、イスラムの祖イスマイルとも、あるいは、ユダヤの祖ヨセフとも近い存在だったということになる。
しかしながら、私自身はどこかに間違いがあると思うわけだ。
本当は正反対だったと考えるのである。
つまり、ペルシャの祖のアッシリア人こそ、顔の堀が深いニビル髭(西洋人型の髭)の金髪碧眼であり、その後のバビロニア人もニビル髭の金髪碧眼だった。それに支配された場所には有色人種がいた。が、支配された結果、同じニビル髭の混血児となった。
アッシリアのルーツこそ、アーリア人であり、シュメールの祖ニビルの神々に近かったのである。
まあ、これはせいぜい4000年前〜3000年前のことに過ぎず、日本で言えば、縄文時代末期である。だから、それ以前は、全世界に縄文系=クロ族(カラ・クリ・クレ・クロ族)が住んでいた。
つまり、日本人が住んでいた。それはアフリカからアジアそして北中南米および南極に至っただろう。そして、縄文系日本人は、10万年前から全世界に散らばって何の戦争もなく、地球で平和に漁業や農業を営んで暮らしていた。
ところが、そんな平和な世界に白人種こと金髪碧眼のニビル髭の凶暴な人種が現れた。たぶん、コーカサス地方に現れた。
当時はその東は氷河だったから、より温かい中東へ出ていった。
そして、古代ヒッタイト、アッシリアと進み、バビロニアになり、古代エジプトを征服し、。。。という、いわゆる「金髪碧眼種のアーリア人の帝国主義」の世界を生み出した。
そして、その後は史実通りに、フェニキア人になり、バイキングになり、北欧人になり、ロシア人になり、イギリス人になり、ドイツ人になり、カナダ人やアメリカ人になり、オーストラリア人やニュージーランド人になり、。。。という帝国主義派遣の世界史を築いた。
まあ、最後の部分は私個人の妄想のようなものだから、特に信じる必要はない。
しかしながら、どうもこっちの方がよりリアリティーがあると思うわけである。
最後に最初の話に戻して、要するに、バビロニア、ペルシャのイランと南ユダのイスラエルとは、長年の付き合いがある。しかし、ユダヤ人が信じる聖書の記述を基にする限り、イラン人がユダヤ人をずっと捕囚にし、ソロモン宮殿を破壊したということになる。しかしながら、そのユダヤ人を開放したのもまたイラン人だった。
聖書の民族は、一度真面目に聖書の記述がどれほど正しいか、DNA解析と合わせてチェックしたらどうか?
たぶん、イスラエル人とイラン人は、日本人とよりずっとお互いに近い人種、ほぼ同根だと思うわけだ。
事実、Y染色体のハプロタイプでは、日本人がCとD、イスラエル人がDとE、中東人がHとI。どっちも日本人がルーツなのだ。