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みなさん、こんにちは。
さて、こんな問から始めよう。
関取にうつ病患者はいるか?
少なくとも私が知る限り関取に「うつ病」や「うつ病症候群」の人はいない(ようにみえる)。皆元気で朗らかだ。
どうしてだろうか?
というわけで、これをまず分析しよう。
(あ)脳内ホルモンからの観点
脳内ホルモンから分析すれば、関取は太っている 。今の大半の関取は昔の「あんこ型」だ。要するに体脂肪マックスのデブ力士である。
だから、当然関取は大量に食べ物を食べている。
だから、セロトニンやドーパミンやいわゆる脳内ホルモンの創生が十分だから、うつ病にはなりにくい(のではないか)。
とまあ、そういう分析ができる。
(い)腸内細菌からの観点
昨今流行中の腸内細菌、いわゆる腸内フローラの分析からすると、関取は普通の食事はほとんどとらない。常にちゃんこ鍋 である。1日1食。夕方大量にちゃんこ鍋を食べる。
ちゃんこ鍋には様々の種類があるらしいが、基本的には、肉と野菜ときのことみそと醤油などさまざまの具材が入っている。それをおかずにしてパワーの源の米を大量に食べる。
つまり、大量に食物繊維を取っている 。また、ほとんど生野菜を食べない 。
生野菜より煮物の野菜の方がはるかに腸に良い。これはすでに証明されている。
最近偶然テレビで見たが、日本一、いや世界一長寿の町が京都にあるという。その住人である長寿の老婆たちは、みな90歳台で大変元気だという。
その食事は腸に良いものばかりで、いわゆる「昔ながらの日本食」だった。
昔ながらの日本食には生野菜がない。たいていは野菜や根野菜やきのこ類や海藻類の煮物や漬物 である。
腸内細菌はよく煮込んだスープや煮物野菜やよく漬け込んで発酵した(発酵は細菌の力である)野菜や海藻の煮物を好む。
それが腸の粘膜を保護し、そこに住む腸内細菌の環境を良くする。
その結果、がんにかかりにくくなる。
(う)食物アレルギーからの観点
ところで、もう一つの観点がある。これは広く言えば、食物アレルギーのことだが、いわゆる食物アレルギーである、卵アレルギーとか、牛乳アレルギーとか、グルテンアレルギーとか、そういうものとは違うタイプの食物アレルギーである。
それがナス科の野菜の「野菜毒のアレルギー 」である。これはまだほとんど我が国では知られていない。
野菜は自分を土壌細菌や昆虫から媒介されるばい菌から身を守るための保護手段として、免疫のための毒を作る。それが一般に「野菜毒」というものである。
有名なのは、ナス科であるじゃがいもの毒だろう。じゃがいもでなくても、ありとあらゆる野菜は土に生える。だから、細菌に打ち勝つために毒を生み出す。
そういう野菜毒を我々日本人のご先祖様たちは、「アクをとる」という伝統芸でしのいできたわけだ。この「アクをとる」というのは日本人だけがやってきたことで、いまだに外人は知らない。日本食の外人料理人程度である。
よく欧米の映画に出てくるユダヤ人をモチーフにした老人老婆が、スープを煮込んでいる姿があるが、彼らは野菜は煮込めば煮込むほどよろしいと思っているだけである。その中に野菜毒があることをあまり知らない。ロシアのスープもそうだ。煮込むだけ。
おそらく彼らが野菜毒の存在を知ったのはごく最近だろう。むろん日本人も野菜毒の化学物質としての存在を知るようになったのは科学時代の最近のことだろう。
しかしながら、日本人の料理人たちは、大昔から「アクがあるとうまくない」という味覚の立場から野菜毒を発見していわけだ。
ゆえに、関取のちゃんこ鍋でも、ちゃんとアクを取る。
もし煮物にせず、生野菜のままそっくりそのまま生の野菜を食ったとしたらどうなるだろうか?
当然、野菜毒をそっくりそのまま体に取り込んでいるだろう。
この生野菜の中に、野菜毒やさまざまの化学物質、つまり、DNAやRNA、アミノ酸、タンパク質やカロテンやポリフェノールやリコピンやセルロース、。。。がある。ちなみに、酵素はタンパク質でできている。だから、酵素があるという場合、タンパク質があるということになる。そのタンパク質はアミノ酸でできている。
体に良いものも悪いものも同時に大量に存在するわけだ。
その中で、野菜毒になるものがあり、野菜毒が体に炎症作用を引き起こす のだ。
実は最近の研究では、老化とは体の酸化のこと である。体の酸化 とは生体では炎症 のことだ。ゆえに、老化とは体の炎症なのである 、という認識になっている。
つまり、野菜毒が老化の原因になっている可能性がある わけだ。つまり、人が生野菜が体に良いと思って食べる結果、逆に老化が早まっている。
これが私の最近の考え方である。
ナス科の一番の代表はトマト、ナス、きゅうり、ピーマン、唐辛子である。特にトマト、これが一番怪しい。
ところで、トマト、ピーマン、ナス、きゅうりは子供が大の苦手とする野菜である。清浄で純粋な子供の純粋な舌には野菜毒がちゃんと反応し、まずく感じるのである。
それをわれわれ大人がマスゴミ情報に洗脳されて、無理やり食べさせることをしてきたわけだ。が、本当は子供が正解なのだ。
まずいものはまずい=まずいものは毒だ。
というわけで、ちゃんこ鍋しか食わない関取連中は、野菜毒を食べていない。だから、太っている割には皆元気だ。過体重で膝の怪我でもしないかぎりあまり怪我しない。怪我に強い。
実際、私がこれまで調べた範囲でも、超人的に怪我に強いスポーツ選手達は野菜嫌い である。つまり、生野菜が苦手。
サッカーの中田英寿、山口蛍、フィギアスケートの宇野昌磨、体操の内村航平、みな生野菜が嫌いだ。
最近これにラグビーW杯の選手たちが加わった。ラグビーの選手たちは、牛丼、焼き肉、カレーライス、こういう物を大量に食べるらしい。
とまあ、そんなわけで、私の亡き母のように、生トマトが大好きで大量に食べた人間から、両膝を悪くし、股関節を悪くし、最終的には脳も悪くし、寝たきり生活へと進んでいったわけだ。
戦後の冷蔵庫世代の生野菜神話で育ったいまのご老人たちは、ほぼ100%両膝に問題を抱える。
野菜毒を避けない南米やロシアの老人の平均寿命は非常に短い。ロシア男性は60台が寿命である。50台になればよぼよぼだ。南米でもそうだ。50台のマラドーナはもうよぼよぼのじじいだ。私より若い。ところが、52歳になる三浦知良は来年も現役宣言だ。
和食の力である。
さて、だいぶ前置きが長くなってしまったが、実はこの野菜毒の問題は非常に興味深いのである。
なぜか?
というと、まさに腸内フローラの問題と直結するからである。
この腸内細菌の問題は、食品衛生から、がん発症やうつ病発症まで至る問題にからんできたのである。
たとえば、In Deep氏の記事。私はこのIn Deep氏の観点やモノの捉え方は病的に見えるためにあまり好きではないが、そこでたまにIn Deep氏が読んで翻訳している科学記事そのものには罪はない。
まあ、あまりマスゴミでは取り上げないが、いま生化学や病理科学の世界では、腸内細菌の問題がちょっと前の胃内細菌のピロリ菌のように、格好の流行テーマなのである。
実は、そのムーブメントを生み出した人は日本人の慶応大の本田賢也教授と阪大の竹田潔教授と理研の大野博司博士である。
2016年11月28日 14:00 第53回ベルツ賞に慶應大・本田賢也氏ら受賞
腸内細菌叢と宿主の相互作用で
ベーリンガーインゲルハイムジャパンは11月24日、第53回(2016年度)ベルツ賞の受賞論文を発表した。1等賞には「腸内細菌叢と宿主免疫相互作用インターフェースの理解と臨床応用」(慶應義塾大学微生物学・免疫学教室教授・本田賢也氏、大阪大学大学院免疫制御学教授・竹田潔氏)が、2等賞には「宿主-腸内細菌叢相互作用」(理化学研究所統合生命医科学研究センター粘膜システム研究グループ主任研究員/グループディレクター・大野博司氏、慶應義塾大学薬学部生化学講座教授・長谷耕ニ氏)が選出された。同日、東京都内のドイツ大使公邸で贈呈式が行われ、1等賞受賞者には800万円,2等賞受賞者には400万円の賞金と,賞状やメダルがそれぞれ贈られた。今回の募集テーマは「常在細菌と生体制御 - Microbiome in Health and Disease-」だった。
彼らが今熱い、ホットである。すでに未来のノーベル生理医学賞の呼び声が高い。
ゆえに、大手製薬会社は彼らをマークし始めている。
まあ、彼らの研究成果を一言でいうとこうなる。
これまで難病と言われた病気の原因はすべて腸内細菌のせいだった。
だから、いま生理学者がやっていることは、病気と細菌の組み合わせ。リストやマップを作ることだ。
どの細菌がいないとどの病気になるか?
その一つが上のIn Deep氏の取り上げた研究である。
・細菌「コプロコッカス (Coprococcus)」 ・細菌「ディアリスター(Dialister)」
この2種類の腸内細菌がなくなると、きわめてうつ病になりやすい。
上の日本人3人が行った研究は、こういうふうにして、たったの8種類の特別の腸内細菌がすべてのがん発症に関与している という研究である。
信じる信じないはあなたのおむつ次第、じゃなかった、おつむ次第というやつだ。
にわかには信じがたい研究だが、それが事実だった。だから、表彰されたわけだ。
いまの生化学の研究からすれば、どうして我らが保江邦夫博士が末期の大腸がんになったか?
というと、電磁波攻撃でもなければ、研究ストレスでもない。大量の赤ワイン摂取による腸内細菌のアンバランスが生んだ のである。
赤ワインにポリフェノールがある。だから、体にいい。そう思って、川島なお美はワイン通だった。生野菜と赤ワイン。そしてがん死。
まあ、一種の自殺のようなものだ。俺からすれば。
赤ワインと大腸がんは非常にリンクしている。
同様に、生トマトと関節炎は非常にリンクしている。
さて、さらなる本題はこれからだ。
実はこうした最近の生化学者による細菌の研究は、昔の我が国の不遇の科学者の一人になった千島喜久男博士の研究の再発見でしかないのである。
この千島学説とは、実に一見信じがたいものだった。だから、発表された当時でも、キチガイ学者扱いされたわけだ。こんな理論である。
1963年に医学会に公表された千島喜久夫氏の学説は、センセーションを巻き起こしたが、すぐに「トンデモ学説」として、当時の医学界・科学界から激しい拒絶反応を受けて、千島氏も事実上、アカデミー学会から追放された。 千島学説とは以下の主張である。 ① 赤血球は体細胞の母体である(赤血球分化説または赤血球一元論) 赤血球は様々な体細胞が分化する母体であるとの主張。体細胞と赤血球は可逆的に分化する 栄養不足や大量出血後などの病的状態のときは、体組織の細胞から赤血球への分化が見られるとの主張。 ② 病原体は自然発生する バクテリア・ウイルスなど病原体は、親がいなくとも有機物の腐敗の状態から、その有機物を母体として自然に発生するとの主張。 ③ 細胞新生説 細胞は段階を踏んだ細胞分裂によって増殖するのではなく、5つの形態で新生するとの主張。 ④ 造血器官は小腸絨毛である 骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張。 ⑤ 獲得形質は遺伝し、生殖細胞は血球に由来する 生物が生まれてから一生の間に、その環境によってはぐくまれた形質は子孫に遺伝する(獲得形質の遺伝の肯定)との主張。また、精子や卵子などの生殖細胞は体の組織とは別物ではなく、赤血球が変化してできる(生殖細胞の血球由来説)との主張もなされる。 従来の進化論の否定と共生説の提唱 ⑥ 生物進化の最も重要な要因は、環境に適応した強い生物が生き残るという「適者生存」ではなく、同じ種類あるいは違った種類の生物の助け合いという共生現象であるとの主張。(注:細胞内共生説とは似て非なる主張であることに注意が必要。) ⑦ 生命弁証法 当該人の用いる独自の弁証法(生命弁証法)は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したものであるとの主張。
実は、この驚くべき内容が、ごく最近の腸内フローラの研究からいくつか証明されてきたわけだ。
これ以外の例は、上の東海アマのブログをチェックしよう。
ところで、植物にとっての根とその周りの土壌。これが植物の生育や健康を決めている。これをいち早く気がついたのが、我が国のマグサイサイ賞受賞者の福岡正信さんだった。自然農法の生みの親である。
彼が教えてくれた大事なことは、人間の腸は植物の根っこに対応するということだ。腸内は植物の土壌に対応する。
人間や動物 ⇔ 植物
腸 ⇔ 根っこ
腸内 ⇔ 土壌
腸内細菌 ⇔ 土壌細菌
抗生物質 や薬 ⇔ 化学肥料や農薬
こういう見事なアナロジーがつくわけだ。
福岡正信はこういった。
松が枯れるのは、松にマツクイムシがつくからだ。
マツクイムシがつくのは、松が弱くなり抵抗力がなくなったからだ。
松の抵抗力が落ちたのは、松の根っこが弱くなったからだ。
松の根っこが弱くなったのは、土壌が死んだからだ。
土壌が死んだのは、土壌細菌がいなくなったからだ。
土壌細菌がいなくなったのは、土壌が酸性になったからだ。
酸性になったのは、自然環境が悪くなりいろんな木々の落ち葉がなくなったからだ。
だったら、自然のバラエティーを生むように、里山のような環境にすべきだ。
これが自然というものだ。自然農法だ。
この思想が、そっくりそのまま我々の体、我々の腸、我々の腸内細菌にも言えるだろうということは明白だろう。
今後、かならず10年以内に世界の医学はそういう方向へ向かうだろう。とまあ、私はそう予測しているのである。